現在国内では年間2万件を超える漏水・破損事故が発生しており、水道設備の老朽化が問題視されています。厚労省の統計より
また2040年には建設後50年以上経過する水道管の割合は約41%に達するとされています。(国土交通省のデータより)
水道管の老朽化問題は建物内も例外ではありません。
このような中、お客様にいつでも水が使える環境を提供する為、弊社では高性能ポリエチレン配管「エスロハイパーAW」への交換を推奨しております。
エスロハイパーは水道配水用高性能ポリエチレン管(HPPE管)の一種です。
耐久性、耐食性に優れ、地震や地盤変動にも適応できる柔軟性があります。
給水管として100年以上にわたり安定した性能を維持することが期待できます。
鉄管や塩ビ管と比較して腐食のリスクを大幅に低減する為、物件管理者様は緊急対応や更新作業の頻度軽減を通じて、安心・効率的な管理体制の構築が可能です。
‐ JWとAWの違い ‐
エスロハイパーには「エスロハイパーJW」と「エスロハイパーAW」があります。
JW…水道本管用(公共部の配水管)、大口径
AW…配水管から各物件に水を運ぶ給水管用、小口径
‐ 錆びない理由 ‐
酸やアルカリ性に強い樹脂製(ポリエチレン管)の為。
公共施設でも採用されています。
‐ 簡単に折れない理由 ‐
他の樹脂管と比べ、継手含め柔軟性に優れている為。
※以下はメーカーである積水化学工業様が公表している耐震性能テスト動画です
このように、給水管をエスロハイパーAWに交換することでトラブルを未然に防ぐことが可能です。
‐ メリット ‐
・長寿命(100年以上想定)
・優れた耐震性能
・居住者クレームの低減と満足度向上
‐ デメリット ‐
・コスト(初期投資)
初期投資のコスト面こそ一般管材を上回りますが、施工後に年数が経つに連れて他の管種だと生じる可能性のあるトラブルを抑えられるメリットがあり、トータルコストの抑制が可能です。
エスロハイパーAWの施工は他の管種と比べて特殊であり専用の機械や正しい施工手順の知識が必要な為、すべての水道業者が施工できるわけではありません。
当社で対応させていただいた施工事例の一部を紹介いたします。
壁の貫通が必要な場合も対応可能です。
エスロハイパーAW施工後
エスロハイパーAW施工後(地下ピット内)
エスロハイパーAWは保温材不要の配管ですが、屋外に露出配管として施工する場合は紫外線による劣化を防ぐ目的で保温工事を行います。
いくら管種の性能が優れていても施工手順に誤りがあると施工後にトラブルが発生する恐れがあります。エスロハイパーAWの施工は実績豊富な弊社にお任せください。
川口市を始めとした埼玉県、東京都、首都圏でエスロハイパーAWへの切替工事に対応しております。
ご相談や見積のご依頼はお気軽にお問い合わせください。